リーグ戦レポート(2009年12月) <第1期最終節>

開催日:2009年12月20日13時~
会場:ミスチョイスQ(高円寺)

参加者(50音順)
折原みか(アイドル)/梶本琢程(麻雀評論家)/片山まさゆき(漫画家)/こしばてつや(漫画家)/ジョン・オコーナー(タレント)/先崎学(プロ将棋棋士)/竹内幸輔(声優)/馬場裕一(ライター)/福本伸行(漫画家)/ベンジャミン・ボアズ(麻雀研究家)
以上10名

リーグ戦結果(第11節)
  折原 梶本 片山 こしば ジョン 先崎 竹内 馬場 福本 ベンジャミン
#1 -58.2 71.0 5.4 -22.0 10.4 69.8 -51.2 -25.2    
#2 11.8 63.2 -54.4 -15.8 -50.6   14.1   -26.7 58.4
#3 52.0 -40.1 -14.9 -45.1 58.1   -19.5   1.5 8.0
#4 78.5 53.5 -15.1 -49.6 -31.1   -59.2   11.2 11.8
84.1 147.6 -79.0 -132.5 -13.2 69.8 -115.8 -25.2 -14.0 78.2

【GPCリーグ戦 第6節 ミニレポート】

疑惑のベンジャミン

泣いても笑っても最終節。この日の戦いで、記念すべき第1期目のGPCリーグ戦優勝者が決定する。
開始時点で上位を争っていたのは、1位ベンジャミン・ボアズ、2位福本伸行、3位こしばてつや、4位片山まさゆき、5位梶本琢程の5名だが、1位ベンジャミンは、2位福本を150ポイントと大きく離していた。
ベンジャミンは来ない方が優勝する確率が高い。
誰となく言い出した。でも、ベンジャミンはほとんど毎回来てるし、麻雀好きだし、来るでしょう。
皆、そう言っていた。
でも、ベンジャミンが来ない。
ざわ......。
いや、ざわっていうほど、大げさなことではない。
ベンジャミンだって、仕事とか用事とか色々あるだろうし、そもそもGPCリーグ戦って、気軽に楽しく遊べることがモットーだし。別に今日来なくても、優勝したいから来なかったとか、そんな風には、誰も思わない。GPCは紳士と淑女の集まりなのだから、そんなひがんだような、ヒネくれたモノの見方はしないのである。
でも、事実、ベンジャミンは来なかった。来ないまま、1回戦が始まった。
A卓には、現在4位の片チン代表と5位の梶ヤン、そして着外の馬場裕一と竹内幸輔が入った。
こちらでは梶ヤン台風が猛威をふるい、片チン代表がその余波をモロにカブって持ち点9千点台に突入。
あとひと息でトドメが刺される! っていう感じだったが、片チン代表はしぶとかった。
南1局の親番。こんな手のテンパイから、
ポン 暗カン
ドラ 槓ドラ

この手から打として待ちにせず、打でカンのテンパイとり。

 おそらく、場にが多く切られていたことと、終盤だったので、ドラのを打ち出すことを嫌ったのだろう。この丁寧な打ち回しがうまくいって、ツモ。見事4,000オール。ここから復活して、2着となった。

 B卓では、
先崎「最後なので1回だけでもと思ってお邪魔しました」
 と、忙しいスケジュールの中、1回戦のみの参加となった先崎学がトップ。2着がジョン・オコーナーで折原みかがラス。優勝争いの渦中にいるこしばてつやは、厳しい3着スタートとなった。

ベンジャミンキター!

1回戦の終了直前、ベンジャミンが登場。単に用事があって遅れただけであった。
「今日は来ないかと思いました」と言ってみたが、
ベンジャミン「??なんで???」
観戦記者が勝手に色々想像していただけであって、当の本人はケロっとした顔だった。
そして、
ベンジャミン「リーチ」
ドラ

 東4局の親番で、ケロっとした顔でノミ手のリーチをかける。そして、
ベンジャミン「ツモ」
 ケロっとした顔で一発でをツモり、裏ドラを暗刻でのせて(裏ドラ)6,000オールをアガるのであった。
 このアガリでベンジャミンはダントツに。それまでトップを走っていたこしばはテンションが下がり3着。早くも優勝戦線から離脱してしまった。
 別卓では、またしても梶本ハリケーンが炸裂。連勝して、一気に首位戦線に浮上してきた。

福本キター!

 2位スタートの福本伸行も、ベンジャミンと同じく2回戦から参戦。2回戦は3着だったが、3回戦で勝負強さを見せてくれた。
 東3局、親の竹内がリーチ。
ドラ

 これに対し福本は、ピンフのリャンシャンテンから、無スジの、と2枚勝負し、追いつき、
福本「リーチ」

 現物待ちので追いかけリーチ。
竹内「イヤな牌!」
福本「ロン!」
 なんと、竹内が一発でをつかみ、福本に放銃。しかも裏ドラがで、ヤミテンより8倍高い満貫となった。
 福本はこのアガリで2着を拾い、最終戦も手堅く2着でまとめ、トータルで準優勝となった。
 同じく、ベンジャミンも3回戦、4回戦をいずれも2着とし、危なげなく終了。
 見事! 第1期のGPCリーグ戦王者となったのであった。
fuji.jpg
富士山の頂上で麻雀漫画を読むベンジャミン

 3位には、本日150ポイント弱プラスと大暴れの梶ヤン。片チン代表は、惜しくも賞金圏外の4位となった。

グッドプレイヤー大賞は!?

 片チン代表の発案で、選手同士の投票により、2009年度MVGP(Most Valuable Good Player)を決めることになった。最もグッドプレイヤーだった人を、投票で決めようということである。
 そもそも、どういうプレイヤーがグッドプレイヤーなのか? その答えは模索中である。だから、選手個々が「こういう人がグッドプレイヤーだよなぁ」と思う人を投票し合ったワケだ。
 そして、ある意味で、GPCにおいて最も名誉なこの賞を受賞したのは、ジョン・オコーナーだった。リーグ戦序盤から大きなマイナスを叩いても、ふてくさらず、終始にこやかにプレイしたことが、対局相手に好印象だったようだ。また、これも片チン代表の思いつきであるが、優勝者からMVGP受賞者まで、全員が賞金の10%をユニセフに寄付することも決定。

麻雀ファンの皆さんの温かい声援に支えられ、無事GPCは第1期を終了した。終了後、選手たちは、ファンの皆様、特にご協賛をいただいた方々に対し、口々に感謝の弁を述べた。

(文中敬称略)

リーグ戦途中経過(第1期終了時)
順位 選手名 打荘数 成績 賞金額
1 ベンジャミン・ボアズ(麻雀研究家) 30 408.6 \45,600
2 梶本琢程(麻雀評論家) 15 253.3 \15,960
3 福本伸行(漫画家) 17 166.6 \6,840
4 片山まさゆき(漫画家) 31 66.8  
5 こしばてつや(漫画家) 24 28.8  
6 ジョン・オコーナー(タレント) 34 11.7  
7 綾辻行人(作家) 14 -62.1  
7 馬場裕一(ライター) 14 -128.5  
9 折原みか(アイドル) 30 -192.7  
10 本そういち(漫画家) 20 -206.1  
11 竹内幸輔(声優) 30 -232.7  
12 ライアン・モリス(翻訳家) 30 -306.1  
以下 規定打荘数未満
13 先崎学(プロ将棋棋士) 9 131.9  
14 村田ひろゆき(漫画家) 4 4.3  
15 黒子 6 26.2  

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